理想気体の状態方程式を、分子モデルでイメージするためのプログラムです。
≪圧力について≫
気体分子運動論では、圧力の原因は気体分子1つ1つが壁に衝突するときの力積の合計です。
そこで、力積(=運動量の変化)2mv × 衝突頻度 x という式を考えると、
本プログラムにおける気体の圧力の変化(倍率)は、分子の速度と衝突頻度の積で評価できます。
≪体積について≫
本プログラムにおける体積の変化(倍率)は、ピストンの位置によって評価できます。
≪物質量について≫
本プログラムにおける物質量の変化(倍率)は、気体分子を表す粒子の数で評価できます。
≪絶対温度について≫
気体分子運動論では、絶対温度とは気体分子の運動の激しさを表す指標です。
絶対温度 T が気体分子の運動エネルギー (1/2)mv^2 の平均に比例することを考えると、
本プログラムにおける気体の絶対温度の変化(倍率)は、分子の速度の2乗の平均で評価できます。
---バージョン履歴---
1.1.0(2023.11.7)
・衝突回数の計算間隔を短くしました
・倍率調整をしました
1.0.0(2023.11.5)
・公開