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遠心力とコリオリ

 回転する円盤を、地面に固定したカメラ(慣性系)と円盤に固定したカメラ(非慣性系)の
2つの視点から観察できるプログラムです。

≪使い方1≫
円盤の回転速度を大きくしていくと、円盤上の箱がすべっていく様子を確認できます。
mrω2は向心力(遠心力)の大きさ、μNは最大静止摩擦力の大きさです。 mrω2がμNを上回ったときに、箱はすべり始めます。

≪使い方2≫
「コリオリ発射」ボタンを押すと、円盤上の人が回転の中心に向けて弾を発射します。
慣性系から見ると、当然、発射した瞬間から弾は等速直線運動をするのですが、
非慣性系から見ると、球の軌道が曲がったように見えます。
この、軌道が曲がる力(コリオリ力)があるため、大気が低気圧に真っすぐ入っていかず、
常に斜めから吸い込まれる形になって渦(台風)が形成されます。