こんにちは!
「こぼれ話」では、プログラミングなどに関するちょっとした話を紹介していきます。
今回は、「バージョンの表し方」についてです。
スマホのアップデートの際に「iOS 12.4.1」といったように、3つの数字が並んでいるのを見たことがあると思います。
Junchi Lab のプログラムにも、1.1.0などのバージョン番号が示されたものがあります。
調べると、各数字は、左から(メジャー).(マイナー).(パッチ)と呼び、
変更の規模によって、どの数字を上げるかが決められているようです。
今回は、「セマンティックバージョニング」と呼ばれるこの表記方法を、
筆者の主観満載の例え話とともに紹介します!
【1.パッチバージョンを上げるとき】
まず、最も小さい変更を表すのが、右側の数字、パッチバージョンです。
バグの修正などが対象です。
筆者の主観では、太郎 1.0.0 が太郎 1.0.1 にバージョンアップした場合、
「温泉に入ったから昨日より元気だわ~」
「昨晩よく眠れたから頭冴えてる~」
くらいのバージョンアップ感です。
【2.マイナーバージョンを上げるとき】
次に、パッチバージョンよりも大きな変更を表すのが、マイナーバージョンです。
細かい機能追加や部分的な修正が対象です。
筆者の主観では、太郎 1.0.0 が太郎 1.1.0 にバージョンアップした場合、
「筋トレの成果が出て、より重いベンチプレスが上がるようになった」
「勉強の成果が出て新たな資格を取った」
くらいのバージョンアップ感です。
なお、マイナーバージョンがアップした時、自動的にパッチバージョンはゼロに戻ります。
例)太郎 1.0.2 がマイナーバージョンアップすると、太郎 1.1.0 になります。
【3.メジャーバージョンを上げるとき】
最後に、最も大きな変更を表すのが、メジャーバージョンです。
見た目や操作性に影響する大きな変更や、後方互換性のない変更が対象です。
筆者の主観では、太郎 1.0.0 が太郎 2.0.0 にバージョンアップした場合、
「人間を超越して超人になった」
「もはや人ではなく別の生き物になった」
くらいのバージョンアップ感です。
「後方互換性がない」とは、過去のバージョンで使えた機能が使えなくなっているということなので、
まさに、「もうあの頃のオレはいない...」と言える規模でバージョンアップしている状態ですね。
なお、メジャーバージョンがアップした時、自動的にマイナー、パッチバージョンはゼロに戻ります。
例)太郎 1.3.2 がメジャーバージョンアップすると、太郎 2.0.0 になります。
さて、なんとなくバージョン表記のイメージが持てたでしょうか。
今後、何らかのアップデート情報を目にしたときにバージョンアップの規模を想像したり、
修正したWordやExcel資料のバージョン管理に取り入れたりしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!